ずっと繋いできた この手は嘘じゃないから

自担が辞めました。

 

6年間追い続けてきた自担が事務所を辞めました。

 

正確には8ヶ月半後だけど。

 

アイドルを好きになって8年。

初めてのことです。

 

 

 

 

あの文章を読んでから1時間、まだTwitterへ投稿できていません。頭に心に渦巻く言葉は追いつかないほどある。でも、今何を言っても私の語彙力では軽薄になってしまう。いや、恐らく軽薄に感じる人はいないんだと思うけど、きっと私の感情は140字じゃ1割も伝わらない。この想いをどうすべきか悩んだ結果、そうだ私にははてブがあるじゃん。アホだから忘れてた。

 

この先はまったく言葉がまとまってないし、継ぎ接ぎだらけになると思う。でも今思うことをすべて文字にしようと思うから、読みづらくても堪忍してください。

 

 

 

 

4月13日。

10時過ぎに起きたところに母から「渋谷やめるってなんか出てるよ」

正直またかよって感じだった。この6年間で何度か目にしたし、そもそもサイゾーだったらしいし。そのとき私は「彼が一番やめなさそうだよ笑」なんてツイートした。

 

3年前に主演映画「味園ユニバース」がロッテルダム映画祭で上映されて向こうで歌ったとき、彼は「関ジャニ∞だ」と「アイドルだ」と誇らしそうに自己紹介した。ソロでドリフェスに出演したとき、彼は自分の名前を名乗らず「関ジャニ∞っていうグループでアイドルやってます」とだけ言い残してステージを降りた。彼は確実に「関ジャニ∞であること」「アイドルであること」に誇りを持ってた。

これは希望的観測でしかないけれど、今でもそうなんじゃないかと思う。関ジャニ∞が嫌になったわけでもアイドルが嫌になったわけでもないと思う。

 

ただ、彼の一番向かいたい未来が、ジャニーズという道の先になかっただけだ。

 

 

4月15日 9時38分。

あのメールが届くまで、辞めるなんて1mmも信じていなかった。

いや、信じようという気が1mmもなかった。だって彼は関ジャニ∞が大好きで、関ジャニ∞であることをあんなにも良い顔で話したんだ。

 

 

11時10分頃。

やっと混んでいたページが読み込めて彼からの言葉を目にした。これは幻覚だろうか。私は壮大なドッキリでも仕掛けられてるのだろうか。それとも今日は4月1日だったろうか。

でも、「海外で音楽を学びたい」という文を見た瞬間、この現実がストンと胸に落ちてきた。それなら。それなら一番ありえてしまう。一番辞めなさそう、と言ったけど。それならなんの不思議もないじゃないか。

 

3年前のことを思い出した。

アムステルダムの駅にピアノが置いてあり、誰でも弾いていいことになっている。日本じゃそんなものを駅のど真ん中に置いてもほとんど弾く人はいないだろうが、そこでは子どもを抱えたお母さんが近くの人に子どもを預けピアノを弾き出す。通りすがりの人がそれに合わせて歌い出す。音楽が人々の心に根付いてる場所だ。彼もそこでPianomanを歌い、名も知らぬ人々から喝采を浴びていた。とても生き生きしていた。

楽しそうな彼を見て嬉しくなると同時に、一抹の不安がよぎった。こんな文化に触れたら、触れてしまったら、日本ではない地で音楽をやりたくなってしまうのではないか。こんな素晴らしいところと今の場所を天秤にかけてしまったら、彼は向こうへ行ってしまうのでないか。

 

でも、あの誇らしそうな顔を思い出したらそんな不安は忘れた。いや、頭の隅に追いやった。ドリフェスのレポを見たら、全然大丈夫じゃん、杞憂じゃん、って思った。

 

でもそうではなかった。

彼は真面目だ。責任感が人一倍強い。一度決めたことはそう簡単には曲げない。だから少しの心の揺らぎは表に出さない。だからこの3年間、今まで通りの”渋谷すばる”でいつづけたんだろう。いや、恐らく3年どころじゃない。もしかしたら21年間かもしれない。14年間かもしれない。2回のソロツアー、関ジャムも彼を大きく変えたんだろう。

 

 

 

 

一番最初のエントリーでもちらっと書いたけど、私は一度エイトから心が離れたことがある。2015末〜2016年頃だ。アリツアで地元に来たのに申し込みすらしなかったくらいだ。でもその年の冬、アルバムを出さずにツアーをするというので友人に誘われて行った。これで最後にするつもりだった。

そのアンコール。オモイダマの大サビ前ですばるさんが「eighter!!!!!」と叫んだ。よくわからないけどぶわっと涙が溢れて、この人にこの声でeighterと呼ばれたい、そう強く想った。

 

 

あれから2年。あと少しで私はもうずっと彼に「eighter」と呼んでもらえなくなるらしい。ツアーに参加しないのだからもう呼んでもらえないかもしれない。最後の「eighter!!!」はもう終わってしまっていたのかもしれない。

 

 

 

寂しい。悲しい。つらい。

 

でも私は彼の音楽がどうしようもなく好きだ。彼のやりたい音楽が、学びたいものが、ジャニーズ事務所にいては叶えられないというのならそれは笑って送り出したい。英語できる?大丈夫?ってモンペ発動しつつがんばれって言いたい。

 

もちろん、今は全然ちゃんと笑えない。

でも、4時間が経って、会見も見て、少しずつ少しずつ受け止めはじめている。半々くらいにはなってる。本格的にエイトから離れる頃には、彼が事務所から去る頃には、笑顔でいられるようにしたい。

いつ海外へ行ってしまうのかわからない。いつ帰ってくるのかもわからない。でもきっと大きなものを得て帰ってくると確信してるから。そのときにはまたあなたの歌を聴かせてください。

 

 

 

 

 

 

 

ツアーね……どうするかまだわかりません。

しばらくは6人の関ジャニ∞は観られないと思うし、でも6人での再出発を見届けたいという想いもある。

 

ただごめんなさい、どちらにしろ、「eighter」という肩書きはおろすと思います。いつになるかわからないけど気持ちが落ち着いた頃にお茶の間ファンへと戻れるかどうか、といったところです。

 

関ジャニ∞は大好きです。もともと大倉担だったし。でも自担のいなくなったグループを応援しつづけられるほど私の心は強くありません。

いつか戻れることを願って。

 

 

 

 

 

 

 

 

タイトルは嵐の「Still...」です。

肝心なところでエイトじゃなくて申し訳ない笑

ずっとこの曲が頭の中で流れています。

 

ずっと繋いできた この手は嘘じゃないから

君は君 夢でっかく描いて

僕はここから成功を願ってる

これは別れではない 出会いたちとのまた新たな始まり

ただ 僕はなおあなたに逢いたい

またいつか笑ってまた再会 そう絶対

 

でっかくなって、関ジャムに来ませんか。

ジャムセッションしませんか。

そんな夢すら抱きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に。

 

渋谷すばるさんの未来に幸あれ!

関ジャニ∞の未来に幸あれ!